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マンション暮らしの課題の一つが、ピアノの音漏れ。兵庫県宝塚市のマンションでは9月末、ピアノの音をめぐる傷害事件で男が逮捕されるなど、トラブルは絶えない。苦情がなくても水面下で隣人の不満が募っている恐れもあり、早めの対処が必要だ。 総務省の平成21年の全国消費実態調査によると、2人以上の1千世帯当たりのピアノ所有数は256台。一家で2台所有する家庭もあり、普及率は25・1%に上る。 一般的な人の話し声は60デシベル程度で、ピアノになると90デシベル。ヤマハ(浜松市中区)のアビテックス営業部東日本営業所、西尾祐二所長は「近年のマンションは遮音性に優れているが、これまで外部の騒音にまぎれていたピアノの音が相対的に目立つようになってきた」と話す。ヤマハでは、部屋の中に浮かせて作る組み立て式防音室を販売。約30~40デシベルの音をカット、室内の人の話し声より小さくできるという。価格は84万円から(2畳以上)。 遮音性マンション「MUSISION」(ミュージション)を手がけるリブラン(東京都板橋区)が19年、都と埼玉県の分譲マンションに住む会社員と主婦を対象に、音をめぐるトラブルについて行ったアンケート(回答412人)によると、住まいの気になる音に「いらだちを感じる」としたのは、51・9%。ピアノを含む楽器は原因の10%。しかし、対応については「何もしない」が63・1%で、多くの人が我慢をしているようだ。 約7割が「入居者間のコミュニケーションがあればトラブルは減る」と考えており、同社は「日常のあいさつがトラブル予防になるのでは」と指摘している。(織田淳嗣) PR |
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